iPhone12Proのバッテリー持ちが悪くなってきた

バッテリーの最大容量が80%を切るなど、物理的な劣化が進んでいる場合は交換が最も効果的ですが、交換前にご自身で試せる対策がいくつかあります。

「バッテリー交換をせずに自分でできること」を、効果が高い順に詳しくご紹介します。


🔋 1. バッテリー消費を抑える設定変更

最も手軽で即効性があるのは、設定を見直して電力消費を抑えることです。

① 低電力モードの活用

  • 方法: 「設定」>「バッテリー」>「低電力モード」をオンにする。
  • 効果: バックグラウンドでの通信、自動ダウンロード、一部の視覚効果などが自動的に制限され、消費電力が大幅に抑えられます。

② Appのバックグラウンド更新を制限する

  • 方法: 「設定」>「一般」>「Appのバックグラウンド更新」に進み、「オフ」にするか、本当に必要なアプリだけ「Wi-Fi」または「Wi-Fiとモバイルデータ通信」に設定する。
  • 効果: アプリを使っていない時にデータを勝手に更新するのを防ぎます。

③ 画面設定を見直す

  • 画面の明るさ: コントロールセンターから明るさを手動で下げるか、「設定」>「画面表示と明るさ」>「明るさの自動調節」をオンにする。
  • 自動ロック時間: 「設定」>「画面表示と明るさ」>「自動ロック」を30秒など短く設定し、画面のつけっぱなしを防ぐ。

④ 位置情報サービスの見直し

  • 方法: 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」に進み、各アプリの設定を「使用中のみ許可」または「なし」に変更する。特に「常に」になっているアプリは電力消費が激しいです。

💡 2. システムの最適化とアプリの管理

バッテリーの健康状態ではなく、OSやアプリの挙動が原因である可能性に対処します。

① バッテリー使用状況の確認

  • 方法: 「設定」>「バッテリー」に進み、「Appごとのバッテリー使用状況」のグラフを確認する。
  • チェックポイント:
    • 使用していない時間に電力を使っているアプリ(バックグラウンド動作が多い)。
    • 極端に消費量が多いアプリ(アプリのバグや異常動作)。
    • 特定のアプリが原因の場合は、そのアプリを削除するか、最新バージョンにアップデートします。

② iOSを最新バージョンにする

  • 方法: 「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」から最新版に更新する。
  • 効果: 古いiOSバージョンにある消費電力に関するバグや不具合が、アップデートで修正されることがあります。

③ ストレージの空き容量を確保する

  • 方法: 「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」を確認し、不要な動画、写真、アプリを削除する。
  • 効果: ストレージの空き容量が少なくなると、システムが動作する際に負荷が増え、それが間接的にバッテリー消費を増加させる可能性があります。

🌡️ 3. 日常的な利用方法の改善

iPhone 12 Proは比較的高温になりやすい機種です。熱を避けることでバッテリーへの負担を減らせます。

① 充電中の温度管理

  • 方法: 充電中は、厚手のケースを外す、直射日光の当たる場所や布団の上など、熱がこもりやすい場所を避ける。
  • 効果: バッテリーが高温になると、劣化が進むだけでなく、iPhoneがバッテリー保護のために充電速度を意図的に落としたり、消費電力を増やしたりするのを防げます。

② 極端な充電を避ける

  • 方法: 完全放電(0%)や満充電(100%)の状態を長時間維持するのを避け、20%〜80%の間で運用することを意識する。
  • 効果: リチウムイオン電池の劣化速度を緩やかにし、最大容量の低下を防ぐことができます。

これらの対策を試してもバッテリー持ちが改善しない場合は、バッテリーの最大容量が80%以下になっているかを確認し、交換を検討するのが最善です。