iPhoneSE2のバッテリー消耗を抑えよう
iPhoneSE2のバッテリー交換を行いました。
今回の記事は修理ブログというよりもiPhoneSE2のバッテリーについてフォーカスして書いていきます。
まずはiPhoneSE2のバッテリー容量について調べてみましょう。
iPhone SE(第2世代)のバッテリー容量は「1,821mAh」となっています。
ただ、1,821mAhと数値で言われても、実際どれくらい使えるのかいまいち分からないと思います。
そこで、iPhone 6sから最新のiPhone 12シリーズまでのバッテリー容量(アンペア)、ビデオ再生時間、
オーディオ再生時間でバッテリーについてチェックしてみましょう。
※ビデオ再生時間…充電100%からYouTubeなどの動画を再生だけでiPhoneを使ったとした最大時間
※オーディオ再生時間…充電100%から音楽を聴くだけにiPhoneを使ったとした最大時間
機種名 バッテリー容量(アンペア) ビデオ再生時間()はストリーミング再生時間 オーディオ再生時間
iPhone 6s 1,715mAh 11時間 50時間
iPhone 6s Plus 2,915mAh 14時間 80時間
iPhone SE(第1世代) 1,624mAh 13時間 50時間
iPhone 7 1,960mAh 13時間 40時間
iPhone 7 Plus 2,900mAh 14時間 60時間
iPhone 8 1,821mAh 13時間 40時間
iPhone 8 Plus 2,675mAh 14時間 60時間
iPhone X 2,716mAh 13時間 60時間
iPhone XS 2,658mAh 14時間 60時間
iPhone XS Max 3,174mAh 15時間 65時間
iPhone XR 2,942mAh 16時間 65時間
iPhone 11 3,110mAh 17時間(10時間) 65時間
iPhone 11 Pro 3,046mAh 18時間(11時間)65時間
iPhone 11 Pro Max 3,969mAh 20時間(12時間) 80時間
iPhone SE(第2世代) 1,821mAh 13時間(8時間) 40時間
iPhone 12 2,815mAh 17時間(11時間) 65時間
iPhone 12 mini 2,227mAh 15時間(10時間) 50時間
iPhone 12 Pro 2,815mAh 17時間(11時間) 65時間
iPhone 12 Pro Max 3,687mAh 20時間(12時間) 80時間
iPhone 6s以降のバッテリー容量はこのようになっています。
2015年9月に発売が開始されたiPhone 6sから2020年10月に発売されたiPhone 12 Pro Maxですと、
バッテリー容量、ビデオ再生時間などほぼ倍に近くなっています。
なお、iPhone SE(第2世代)とiPhone 8は同じ容量のバッテリーを積んでいることが分かりますね。
iPhone8と同じバッテリー容量なことはわかりましたが、今はバッテリー容量の話よりも
バッテリー持ちを良くする方法を教えて欲しいと思っているんではないですか?
バッテリー交換を行った後は、新しいバッテリーになっています。
次こそは長持ちさせてやるぞ!という意気込みとともにこれから書く記事を参考にしてみてくださいね。
ここで紹介するiPhoneのバッテリー節約術は今すぐカンタンにできるものばかり。iPhoneユーザーの方はぜひお試しください。
※アップグレード時に電池持ちが改善されることもあるので、まずは最新OSへのアップデートを試してからお読みください。
1.まずは、「低電力モード」を有効にしましょう。
低電力モードをオンにすることで、バックグラウンドでの動作を一時的に抑えられます。
低電力モードを設定するには、「設定」アプリを開いて「バッテリー」をタップします。
そして、「低電力モード」をタップしてオンにしましょう。
低電力モードの切り替えを素早くしたい場合は、「低電力モード」をコントロールセンターに追加しておくと便利です。
2.次は、画面の明るさの自動調整機能をオフにします。
初期設定では、周囲の光量に合わせて自動で画面の明るさが調整されるようになっており、
周囲が明るい場合は輝度が高くなってしまいます。この機能をオフにして画面の明るさを自分で管理することで、
バッテリーの消耗を抑えられます。なるべく画面の明るさを下げておくといいでしょう。
「設定」アプリで「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」をタップし、
一番下にある「明るさの自動調節」をタップしてオフにします。
3.バッテリーの節約を徹底するなら、画面全体の色味を暗くする「ダークモード」にしておくといいでしょう。
黒を基調とした画面になって発光量が少なくなるので、少量ですが消費電力を節約できます。
「設定」アプリで「画面表示と明るさ」をタップし、「ダーク」を選択します。
4.Wi-Fi環境でない場所でWi-Fiをオンにしたままだと、接続先を探し続けてバッテリーを消耗してしまいます。
「設定」→「Wi-Fi」を順にタップするか、コントロールセンターからWi-Fiのアイコンをタップし、
オン/オフを切り替えてバッテリーを長持ちさせましょう。Bluetoothも同様に必要でない場合はオフにしておく方が
いいでしょう。長時間使用しないことが確定していれば、コントロールセンターからオフにするのではなく
設定からオフにしておいた方がバッテリー消耗を抑えられるとの一説もあります。
5. 「マップ」や「探す」アプリなどを使うときには位置情報は必須の機能ですが、
必要ない場合には機能をオフにしておくと、バッテリー消費を抑えられます。
「設定」アプリで、「プライバシー」→「位置情報サービス」をタップし、アプリの位置情報の利用設定を変更できます。
位置情報の利用が必要なアプリでも、位置情報の使用設定を「アプリの使用中のみ許可」にしておくといいでしょう。
6.「設定」アプリの「バッテリー」の画面では、アプリごとのバッテリー使用状況を閲覧できるので、
バッテリーを消費しがちなアプリを確認しておきましょう。
24時間以内、または過去10日以内の使用率がパーセンテージで表示されます。
あまり使用していないのにバッテリーを消耗しやすいアプリがあれば、
アンインストールするかアプリの設定を変更しておくといいでしょう。
いかがだったでしょうか、皆様もこれらの設定を参考に良いスマホライフをお送りください。
