バッテリーの寿命を長持ちさせる注意点
バッテリーの状態が自動で管理されるようにする。
Apple製デバイスには、バッテリーの老化を抑えられるよう、充電のパターンとバッテリーの温度を管理するためのソフトウェアとハードウェアシステムが組み込まれています。
- 「バッテリー充電の最適化」と「充電上限の最適化」機能は、あなたの毎日の使用状況に合わせて充電を調節し、バッテリーの耐用年数を延ばします。
macOS Big Sur(macOS 11)以降では「バッテリー充電の最適化」の機能が毎日の充電傾向にもとづき、所定の条件下で、バッテリーを使う必要がある直前までフル充電するのを自動的に遅らせてくれます。
極端な周囲温度を避ける。
MacBook使用時の最適な周囲温度の範囲:10°C〜35°
MacBookは、周囲温度が10°C〜35°Cの環境下で最も良く動作します。
保管する場いいの温度は-20°C〜45°Cとなっております。
MacBookAirやMacBookProの最適な範囲は16°C~22°Cとされています。特に35°Cを超える周囲温度だとバッテリー容量に損傷を与える可能性があります。
ダメージを受けてしまうと、バッテリー駆動時間が通常よりも短くなってしまいます。
温度の高い場所でMacを充電すると、その他の深刻な損傷を与えることもあるので注意してください。
推奨されるバッテリー温度を超えると、ソフトウェアが80%以上の充電を制限する場合もあります。
また、保管に関しても高温環境でMacBookAirやMacBookProを保管していると、大きなダメージをバッテリーに与える可能性があります。温度が非常に低い環境でデバイスを使用する場合もバッテリー駆動時間が短くなることがありますが、この状態は一時的なものです。
バッテリーの温度が通常の動作範囲内に戻ると、パフォーマンスも通常の状態に戻ります。
長期間使用しない時の注意点。50%充電!
MacBookを長い間利用せず保管する場合は、主に2つの要因に影響に注意してください。
- 保管する環境の温度
- 保管前のバッテリー充電残量
対応としては次のとおりです。
- デバイスのバッテリーをフルに充電したり使い切ったりせず、50%前後充電した状態にします。
バッテリーは完全に使い切った状態で保管すると重放電という状態になり、バッテリー故障の原因につながりる可能性があります。
反対に、完全に充電(100%)した状態で長期間保管すると、バッテリーの容量の一部が失われ、駆動時間の短縮につながる場合があります。 - スリープではなく電源を切ってください。
- 湿気のない、32°C以下の涼しい環境で保管します。
- 6か月以上利用しない場合でも6か月ごとに50%まで充電してください。
バッテリーの持ちが悪い、膨張している(修理交換)
以上の対応を定期的に行ったとしてもバッテリーは消耗品です。
消耗が早かったり、膨張してしまうという症状は経年劣化とともにどうしても起きてしまう症状です。
耐用年数も利用方法によって様々ですが、3~5年ほどで交換が必要となります。
バッテリーの消耗や膨張で交換が必要となった際は、SmaphoDr大阪梅田店にお任せださい。
事前のご予約でバッテリー交換はお預かり当日返却を承っております。