MacBookに外部ディスプレイを取り付ける

MacBookに外付けモニターを接続して、デュアルディスプレイ(拡張表示)で作業することは可能です
ほとんどのMacBook(Air / Pro問わず)で対応していますが、モデルによって外部ディスプレイの接続可能数に制限があります。


:外部ディスプレイの対応台数

MacBookモデル接続可能な外部モニター数備考
MacBook Air(M1)1台のみクラムシェルモードなど工夫すれば複数可(後述)
MacBook Air(M2 / M3 / M4)1台(本体画面と合わせて2画面)M4モデルも1台まで
MacBook Pro(M1 Pro)最大2台4Kや5Kモニターも対応可
MacBook Pro(M1 Max / M2 Max / M3 Max)最大4台非常に高性能
インテル製MacBook(旧モデル)機種により2台〜最大4台

MacBook Airは1台までが基本仕様
MacBook Proは複数台接続可能なモデルもある


外部モニター接続に必要なもの

  • 対応するケーブルまたはハブ
    • USB-C → HDMI / DisplayPort変換アダプタ
    • Thunderboltドック(複数接続したい場合)
  • 外部ディスプレイ(HDMI・DisplayPort対応など)

設定方法:2画面(MacBook + 外部モニター)で作業する手順

① モニターを接続

  1. MacBookのUSB-C(またはThunderbolt)ポートにモニターを接続します。
  2. モニターに電源を入れます。

💡 正しく認識されると、MacBook画面が「ミラー表示」または「拡張表示」に切り替わります。


② ディスプレイ設定(拡張表示の設定)

  1. **アップルメニュー >「システム設定」**を開く(macOS Ventura以降)
  2. 左側メニューから「ディスプレイ」を選択
  3. 接続されたモニターが表示される
  4. 拡張表示にする」か「ミラーリング(同じ画面)」を選択可能

③ ディスプレイの配置を調整

  • 画面上に2つのディスプレイの四角い図が表示される
  • モニターの位置をドラッグして、実際の配置(右に置いたか左に置いたか)に合わせて並べる

💡 ここでメニューバーの位置も移動可能。メインモニターの変更もできます。


④ クラムシェルモード(MacBook本体の画面を閉じて使う)

  • 外部モニター / 電源アダプタ / 外付けキーボード・マウスを接続した状態で、MacBookのふたを閉じると、外部モニターだけで作業可能

画面の切り替えショートカット

  • 「control + F2」:メニューバーのフォーカス
  • 「control + 上矢印」:Mission Control
  • 「control + 矢印キー」:仮想デスクトップ(Spaces)の切り替え

⚠️ トラブル時の対処

  • モニターが映らないときは:
    • ケーブルの接続を確認
    • モニターの入力切替が正しいか確認
    • Macを再起動
    • [Option]キーを押しながらディスプレイ設定を開いて「ディスプレイを検出」

おまけ:複数ディスプレイにおすすめのアプリ

  • Display Menu:解像度変更が簡単
  • BetterDisplay(旧SwitchResX):複雑な設定も細かく制御
  • Magnet / Rectangle:ウィンドウ整理に便利