iOS18について
iOS 18は、Appleが2024年秋にリリースしたiPhoneの最新オペレーティングシステムで、多数の新機能と改良が施されています。以下に主な特徴を詳しくご紹介します。
1. Apple Intelligence(Appleインテリジェンス)の導入
iOS 18では、生成AIを活用した「Apple Intelligence」が導入されました。これにより、テキストや画像の生成・編集が可能になり、Siriの機能も大幅に強化されています。ただし、Apple IntelligenceはiPhone 15 ProおよびiPhone 16シリーズ以降のモデルでのみ利用可能で、日本語対応は2025年内を予定しています。
2. ホーム画面のカスタマイズ性向上
ホーム画面のアイコンやウィジェットの色やサイズを自由に変更できるようになり、配置も自由自在です。また、アプリのロックや非表示設定も可能になり、個々の利用スタイルに合わせた画面作りができます。
3. コントロールセンターの拡張
コントロールセンターのデザインが刷新され、アイコンのサイズや配置を自由に変更できます。さらに、サードパーティ製アプリの機能も追加でき、より柔軟で効率的な操作が可能となりました。
4. 写真アプリの強化
写真アプリでは、撮影した写真が自動的にトピックごとに整理される「コレクション」機能が追加されました。これにより、特定の出来事や人物、旅行などの写真を簡単に見つけて共有できます。
5. メッセージアプリの改良
メッセージアプリでは、テキストにスタイルやアニメーションを適用できるようになり、送信する日時を指定する「あとで送信」機能も追加されました。また、Android端末との間で画像やスタンプを使用したやり取りが可能になる「RCS」規格にも対応しています。
6. パスワード管理の強化
新たに「パスワード」アプリが登場し、パスワードやパスキー、Wi-Fiパスワード、確認コードなどを一元管理できます。これらの情報はAppleデバイスだけでなく、Windows PCでも利用可能です。
7. ゲームモードの追加
ゲームモードにより、バックグラウンド処理の制限やフレームレートの維持、ゲームコントローラーのレスポンス向上が実現され、より快適なゲーム体験が可能となりました。
8. 緊急SOSライブビデオ
緊急時には、通報と同時にライブビデオを共有することで、救急隊が状況をリアルタイムで把握できるようになりました。
9. アクセシビリティ機能の充実
視線トラッキングや聴覚障がい向けの触覚フィードバック付き音楽再生など、さまざまなアクセシビリティ機能が強化され、より多くのユーザーがiPhoneを快適に利用できるようになっています。
10. その他の改良点
計算機アプリの機能強化やカレンダーアプリのデザイン変更、フリーボードの新機能追加など、細部にわたる改良が施されています。
これらの新機能により、iOS 18はユーザーエクスペリエンスをさらに向上させています。なお、Apple Intelligenceの一部機能は対応機種や地域によって利用できない場合がありますので、ご注意ください。