iPhoneの色味を調整する
iPhoneの画面の色味を調整する方法はいくつかあります。それぞれ細かく説明します。
1. True Toneを使う(自動で色味を調整)
True Toneは、周囲の光に合わせて画面の色温度を自動調整する機能です。
設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「True Tone」のスイッチをオン/オフ
効果:
- オンにすると、周囲の光に合わせて画面の色温度が暖色系または寒色系に変化する。
- オフにすると、ディスプレイの色温度が一定に保たれる。
2. Night Shiftを使う(ブルーライトカット)
Night Shiftを使うと、夜間に画面の色味を暖色系(黄色寄り)に調整できます。
設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「Night Shift」を選択
- 時間指定(例: 22:00〜07:00 など)
- 「時間指定」をオンにすると、自動で時間帯に応じて色味が調整される。
- 手動で有効にする
- 「手動で明日まで有効にする」をオンにすると、その時点からNight Shiftが適用される。
- 色温度を調整
- スライダーを左右に動かして、好みの暖色度合いを設定できる。
3. カラーフィルタで色味を細かく調整(色覚補正)
カラーフィルタを使うと、自分の好みに合わせて画面の色味を細かく調整できます。
設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」をタップ
- 「カラーフィルタ」を選択
- 「カラーフィルタ」をオンにする
- フィルタの種類を選択
- グレースケール
- 赤/緑フィルタ(第1色盲: プロタノピア向け)
- 緑/赤フィルタ(第2色盲: デューテラノピア向け)
- 青/黄フィルタ(第3色盲: トリタノピア向け)
- 「色合い」 → (好きな色に変更可能)
- 色の強さと色合いを調整
- スライダーを動かして色味を調整
効果:
- 画面の色を自分好みに調整可能(黄ばみを抑えたり、青みを強くしたりできる)。
4. ホワイトポイントを調整(画面のまぶしさ軽減)
ホワイトポイントを調整すると、画面の明るい部分を抑えて目に優しい表示にできます。
設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」を選択
- 「ホワイトポイントを下げる」をオン
- スライダーを動かして調整
効果:
- 画面の白い部分が抑えられて、目の負担を軽減できる。
5. 低電力モードで画面の色味を調整
低電力モードをオンにすると、画面の輝度が下がり、若干黄色味がかることがあります。
設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「バッテリー」を選択
- 「低電力モード」をオン
効果:
- バッテリーの消費を抑えつつ、画面の色味が少し暖色寄りになることがある。
6. iPhoneの画面をキャリブレーション(手動調整)
色味をより正確に調整したい場合は、特定の画像やアプリを使って手動で色温度を設定するのもおすすめです。
- 白い背景の画像(壁紙など)を用意
- 画面の明るさを最大にする
- 「カラーフィルタ」や「True Tone」「Night Shift」などを微調整
- 違和感がない色味になるまで調整を繰り返す
まとめ
- True Tone → 自然な色味に自動調整(オフにすると標準色)
- Night Shift → 夜間は暖色系にしてブルーライトを軽減
- カラーフィルタ → 色盲補正や好きな色に変更
- ホワイトポイント調整 → 画面の明るさを抑える
- 低電力モード → 色温度が少し変わることがある
「設定」→「画面表示と明るさ」や「アクセシビリティ」から色味をカスタマイズできます!
自分に合った設定を試してみてください!