AirTagの使い方知ってる?

AirTag(エアタグ)は、Appleが提供する小型の追跡デバイスで、鍵や財布、バッグなどの紛失を防ぐために使用できます。使い方を詳しく説明します。


1. AirTagのセットアップ

必要なもの

  • AirTag
  • iPhone(iOS 14.5以上)またはiPad(iPadOS 14.5以上)
  • Apple ID(「探す」アプリにサインイン済み)

設定手順

  1. AirTagの準備
    • AirTagのフィルムをはがし、電池の保護シールを取り除くと、自動的に電源が入ります。
  2. iPhone/iPadでセットアップ
    • AirTagをiPhoneまたはiPadの近くに持っていくと、画面に「AirTagを接続」というポップアップが表示される。
    • 「接続」をタップ。
  3. 名前を設定
    • 「鍵」「財布」「バックパック」などのリストから選択するか、自分でカスタム名を入力。
  4. Apple IDに登録
    • AirTagはApple IDに紐づけられ、他の人は使用できない。
    • 「続ける」をタップして設定を完了。

2. AirTagの使い方

1. 「探す」アプリで現在位置を確認

  • 「探す」アプリを開く
    • 「持ち物を探す」タブを開くと、登録したAirTagの位置がマップ上に表示される。
  • サウンドを再生する
    • 「サウンドを再生」をタップすると、AirTagが音を鳴らし、近くにある場合はすぐに見つけやすくなる。
  • 「正確な場所を見つける」機能を使う(iPhone 11以降)
    • 「探す」アプリ内の「探す」ボタンを押すと、矢印と距離を表示しながら近づける。

2. 紛失モードを使う

  • AirTagを紛失した場合、「紛失モード」をオンにできる。
    • 「探す」アプリ → 該当のAirTagを選択 → 「紛失としてマーク」。
    • 連絡先情報を設定し、見つけた人がiPhoneやNFC対応Androidスマホでタップすると、所有者の連絡先が表示される。

3. 他の人のAirTagが近くにあるとき

  • 不審なAirTagが近くにある場合、警告が出る。
    • 持ち物に知らないAirTagが混ざっていると、iPhoneが通知を出してくれる。
    • Androidユーザーは「Tracker Detect」アプリを使用して調べることができる。

3. AirTagのバッテリー交換

  • 使用するバッテリー: CR2032ボタン電池(約1年間使用可能)
  • 交換方法
    1. AirTagのステンレス部分(Appleロゴがある側)を押しながら反時計回りに回す。
    2. カバーを外し、古い電池を取り出して新しいCR2032電池をセット。
    3. カバーを元に戻し、時計回りに回してロック。

4. AirTagをリセットする方法(初期化)

AirTagを他のApple IDに登録するには、リセットが必要。

  1. バッテリーを外し、数秒待つ。
  2. バッテリーをセットして、AirTagが音を鳴らしたら、また外す(この手順を5回繰り返す)。
  3. 最後にバッテリーをセットし、カバーを閉じる。

AirTagの便利な活用例

  • 鍵や財布の紛失防止
  • ペットの首輪につけて迷子防止
  • スーツケースにつけて空港での取り違え防止
  • 自転車に隠して盗難対策
  • 車に忍ばせて駐車位置を特定