iPhoneの充電が80%で止まってしまう
iPhoneを充電しようとするとバッテリーが80%で止められてしまうことはありませんか?
これから出かけるのに100%までバッテリーをチャージできない!という経験をした方は必見です!
iPhoneがバッテリー80%で充電を一時停止するのは、バッテリーの寿命を延ばすための機能が働いているからです。主に以下の2つの機能が関係しています。
1. 最適化されたバッテリー充電
- iOSの機能で、毎日の充電習慣を学習し、80%を超える充電を使用直前まで遅らせることでバッテリーの劣化を防ぎます。
- たとえば、いつも朝7時に起きる人なら、夜中の充電で80%まで充電し、朝6時半ごろに100%になるよう調整されます。
📍無効にする方法(iOS 13以降):
- 設定アプリを開く
- 「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」
- 「最適化されたバッテリー充電」をオフにする
2. iOS 16以降の新機能:「充電制限モード」
- 一部のiPhone(特にiPhone 15シリーズ以降)では、バッテリーの充電を80%で制限する設定が追加されています。
- 「充電制限」モードがオンになっていると、常に80%までしか充電されません。
📍確認・変更する方法(iOS 17など):
- 設定 → バッテリー → バッテリーの状態と充電
- 「充電の最適化」セクションで、「最適化」「80%制限」「なし」から選べる場合あり
まとめ
- 一時的な制限なら「最適化されたバッテリー充電」が原因
- 常に80%で止まるなら「80%制限モード」がオンの可能性あり
どちらの機能もオフにできますが、バッテリーの寿命を考えるとオンのままにするのがおすすめです。
設定を確認してみましょうか?
設定方法はこちら
もちろんです。iPhoneで「最適化されたバッテリー充電」や「80%制限モード」の設定を確認・変更する手順を詳しくご案内します。
🔋【方法①】「最適化されたバッテリー充電」をオフにする手順(iOS 13以降)
- 設定アプリを開きます
- バッテリー をタップ
- バッテリーの状態と充電 をタップ
- 最適化されたバッテリー充電のスイッチをオフにします
- 「今はオフにする」または「明日までオフにする」などが表示されたら、希望のものを選びます
🔹【注意】これをオフにすると、バッテリーの劣化が少し早く進む可能性があります。
🔒【方法②】「充電の最適化」から80%制限を解除(iOS 16~17、iPhone 15以降)
これは「バッテリー充電の制限」という新しいオプションです。以下の手順で変更できます。
- 設定アプリを開きます
- バッテリー をタップ
- バッテリーの状態と充電 をタップ
- 下にスクロールし、充電の最適化を探します
- 以下のいずれかの選択肢が表示される場合があります:
- 「最適化されたバッテリー充電」
- 「80%で制限」
- 「なし(常に100%まで充電)」
- **「なし」**を選択すると、常に100%まで充電されるようになります
🔹この機能は iPhone 15シリーズ以降などの一部モデルに限定されています。
✅確認ポイント
- 設定に「80%制限」が見つからない場合は、お使いのiPhoneがこの機能に対応していない可能性があります(その場合は「最適化された充電」だけが関係しています)。