iPhoneのマップアプリを使おう!

iPhoneの「マップ」アプリの使い方を詳しく解説

iPhoneの「マップ」アプリを最大限に活用するための詳しい使い方を紹介します。


1. 基本操作

現在地を表示する

画面右上の矢印アイコン(コンパスのようなマーク)をタップすると、現在地が表示されます。
もう一度タップすると、自分が向いている方向も表示されます。

目的地を検索する

マップの検索バーに「住所」「店名」「施設名」などを入力すると候補が表示されます。
自宅や職場は登録しておくと、すぐに検索できます。(設定方法は後述)

経路を検索する

  1. 目的地を入力し、「経路」をタップ
  2. 移動手段(車・徒歩・公共交通機関・自転車)を選択
  3. 出発地点を指定(現在地または任意の場所)
  4. ルート候補から好きなものを選び、「出発」をタップ

ポイント:

  • 所要時間や交通状況(渋滞など)を考慮した最適ルートを選択できる
  • 出発時刻や到着時刻を指定すると、最適なルートと時間が分かる

2. ナビゲーション機能

音声ガイド(ナビ音声)

ルート案内中に音声で道順を案内してくれます。
音声をオフにしたい場合は、「設定」→「マップ」→「音声案内」から変更可能です。

渋滞情報・道路状況の確認

道路の色で混雑状況を確認できます。

  • 赤は「渋滞が激しい」
  • オレンジは「やや渋滞」
  • 青は「交通がスムーズ」
    また、工事や事故の情報も表示されます。

経由地の追加

ルート検索後に「経由地を追加」を選ぶことで、途中の目的地を設定できます。
例えば、「コンビニに寄ってから目的地へ行く」などのルートを作成できます。


3. 便利な機能

お気に入り登録

よく行く場所(自宅、職場、よく使う店など)を登録できます。
「場所を検索」→「追加」ボタンを押すと、お気に入りに保存されます。
登録後は、Siriに「自宅に帰る道を教えて」と頼むだけでナビを開始できます。

屋内マップ

大型ショッピングモールや空港などでは、建物内の地図を確認できます。
どのフロアに何があるか、エスカレーターやトイレの位置もわかります。

Look Around(実写ストリートビュー)

Googleマップのストリートビューと同じように、目的地周辺の360度の実写画像を確認できます。
「場所を検索」→「Look Around」を選ぶと、周囲の様子を詳しく見ることができます。

カレンダーとの連携

予定に「場所」を登録しておくと、出発時刻の通知を受け取れます。
例えば「14時に東京駅で会議」の予定がある場合、「◯分後に出発すると間に合います」と通知が届きます。


4. Apple Watchとの連携

Apple Watchがあれば、iPhoneを見なくてもナビを利用できます。
手首の振動で進行方向を知らせてくれるため、運転中や歩行中でも画面を見ずに案内を確認できます。


5. Siriを活用する

Siriを使えば、iPhoneを手で操作しなくても簡単にルート検索ができます。

例:

  • 「東京駅までのルートを教えて」
  • 「近くのカフェを探して」
  • 「自宅に帰る道を教えて」

Siriを活用することで、移動中でもスムーズにナビを開始できます。


6. オフラインでの使い方

iPhoneのマップアプリは完全なオフラインマップ機能はありませんが、以下の方法でオフラインでも利用可能です。

  1. 事前にルートを検索する
    • ネットに接続されている状態でルートを検索し、マップを開いたままにしておくと、そのままオフラインでもナビを続行できます。
  2. スクリーンショットを活用する
    • ネットが使えない場所に行く前に、必要な地図をスクリーンショットで保存しておくと、オフラインでも参照できます。

7. Googleマップとの違い

項目AppleマップGoogleマップ
UIの見やすさシンプルで直感的情報量が多い
渋滞情報ありあり
ストリートビューLook Aroundストリートビュー
オフラインマップなし(ルート保持のみ)あり(完全オフライン対応)
口コミ情報Apple独自の評価Googleレビュー
飲食店の情報少なめ詳細な写真やレビューあり

Appleマップは、シンプルなデザインとiPhoneとの連携のしやすさが魅力です。
一方で、飲食店情報やオフライン機能はGoogleマップのほうが優れています。
両方のマップを用途に応じて使い分けると便利です。


まとめ

  • ナビ機能(音声ガイド、渋滞情報、経由地追加)を活用する
  • 便利機能(お気に入り登録、屋内マップ、Look Around、Siri連携)を使いこなす
  • Apple Watchと連携すれば、画面を見なくてもナビが可能
  • オフラインでも使うための工夫をする
  • Googleマップと併用することで、さらに便利になる

AppleマップはiPhoneとの相性が良く、使いこなせば快適な移動ができます。