iPhoneのディスプレイの色味を変える
iPhoneの「色味の調整」は、画面表示の色合いを自分の好みに合わせたり、視覚的な快適さを向上させたりするための設定です。以下に詳しく説明します。iOSのバージョンによって多少の違いがある場合もありますが、基本的な流れは同じです。
🎨 iPhoneの色味を調整する方法
1. 「設定」アプリを開く
ホーム画面から「設定」をタップ。
2. 「アクセシビリティ」を選択
- 下の方にスクロールして「アクセシビリティ」をタップ。
3. 「画面表示とテキストサイズ」を開く
- アクセシビリティの中にある「画面表示とテキストサイズ」を選びます。
4. 「カラーフィルタ」をオンにする
- 「カラーフィルタ」をタップして、スイッチをオンにします。
- カラーフィルタがオンになると、下にいくつかのオプションが表示されます。
5. カラーフィルタの種類を選ぶ
フィルタ名 | 効果/用途 |
---|---|
グレースケール | 画面が白黒になります。視覚的な集中を高めるために使う人もいます。 |
赤/緑フィルタ(色覚対応) | 赤緑色覚異常の方に適しています。 |
緑/赤フィルタ(色覚対応) | こちらも色覚異常の方向け。 |
青/黄フィルタ(色覚対応) | 青黄色の色覚異常に対応。 |
色相を調整 | 自分で色味を細かく調整できます。色相スライダーが出てきます。 |
6. 「色相」と「強さ」を調整(手動で色味を細かく調整したい場合)
- 一番下の「色相」と「強さ」のスライダーを使うと、赤みや青みのバランスを自分で細かくコントロールできます。
- 例えば、画面が青白く見えると感じるなら、「色相」を少し暖色側にスライドすると、自然な色に近づきます。
☀️ True ToneやNight Shiftとの併用
色味を調整する前に、以下の機能も確認してみてください。
● True Tone
- 「設定」→「画面表示と明るさ」→「True Tone」
- 周囲の光に合わせて画面の色温度を自動調整します。
- 色味に影響するので、微調整したいときはオフにするのも手。
● Night Shift
- 同じく「画面表示と明るさ」にあります。
- 夕方以降に画面を暖色にして目の疲れを和らげる機能。
- オンにしていると色味が変わるので注意。
✅ おすすめ設定例
状況 | 設定例 |
---|---|
夜に目が疲れる | Night Shiftオン、色相をやや暖色寄り |
色味が青白く感じる | True Toneオフ、色相を少し赤寄りに |
白黒で集中したい | カラーフィルタ → グレースケール |